山梨県山砕石協同組合の生産安全委員会の研修旅行として出雲地方に行ってきました。
まずは、大国主や須佐之男命が祭られている出雲大社を見学。
遷宮が2013年に伊勢神宮と揃って行われたばかり。
縁結びの神とも呼ばれており、恋愛のみならず、人とのつながりに感謝し良縁を願い『2礼4拍手1礼』で礼拝しました。
しめ縄が立派ですがこちらは神楽殿、ご本殿はこの建物の右後ろ側になります。
出雲大社の次は「龍源寺間歩」を見学。
龍源寺間歩は世界遺産で、石見銀山遺跡の中で唯一常時公開されている坑道です。
江戸時代に開発された銀山だそうです。
坑道に行くまでの街並みも古いままで、レンタサイクルやカートで行く人もいましたが、私たちは約4キロの道のりを徒歩で歩きました。
坑道の中は天井が低く、狭く、今のような道具もない中で昔の人はたいへんだったろうなぁ、と想像しました。
今は重機や機械で安全にできますので、ありがたいことです。
二日目は、23年連続で日本庭園の世界一を獲得したといわれる庭園を有する足立美術館へ。
窓枠を一つの額としてとらえて、絵を描くように庭園を造っているそうです。
緑と白い砂利のコントラストが美しく、窓枠から見える山も全部、足立美術館で購入済みだそうです。
毎朝、職員の方が庭を見て変更箇所がないか確認して、お庭の手入れをするそうです。
庭の中に枯山水を山砂で描いているところもありました。
山砂のこういう使い方もあるのですね。
とても素敵です。
苔や、木、石、砂利すべてがきれいに整えられて、大事に丁寧に手入れをされていました。
もちろん、油絵の絵画や、日本画、焼き物などの美術品もありましたが、やはり日本庭園の美しさは圧巻でした。
庭園に敷いてあった砂利のアップの写真です。
弊社と同じような花崗岩に見えますが、同じくらいの黒い石は混ざっていないため取り除いているか、もともとそういう岩盤なのでしょうか。
1センチくらいの粒のそろった石でした。
弊社の石よりも少しクリーム色がかかってあたたかい印象の色です。
とても参考になりました。
島根県とても素晴らしいところでした。もう一度ゆっくりと行ってみたいです。